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日本いけばな芸術展、今年は春の開催となりました。
池坊を根源とし、198の流派が集う花展です。
今年は日本いけばな芸術協会が創立50年の節目の年。
きっとすばらしい作品の数々が見られることでしょう。
2日間ずつ作品が変わります。
総勢1062名の出瓶です。
見応えも充分ですね。
せひ足をお運びください。
日本いけばな芸術展 5月10日(水)~17日(水)
日本橋高島屋 8階ホール
10,11,12,14,16日 10時30分~19時入場
13,15,17日 10時30分~17時30分入場
当教室の所属する東京千心会支所の支所展が開催されました。
当日は池坊雅史さまがお越しくださり、また、たくさんの方にご来場いただきました。
どれも力作ばかりのハイレベルな花展となりました。
当教室の講師と生徒さんたちも出品しました。
――戦国の世に、刃(やいば)ではなく、花をもって、平和を求めた男がいた――
16世紀後半、織田信長が本能寺で倒れたのち、天下人の座は、豊臣秀吉へと引き継がれ、戦乱の時代が終わりを告げようとしていた。だが秀吉の圧政は次第に人々を苦しめていく。そんな中、町衆の先頭に立ち、秀吉に真っ向から戦いを挑んだ僧がいた。
その名を池坊専好。華道池坊の歴史に名を連ねる花僧たちの中、ひときわ名手の誉れ高い専好が、天下人に対して武器としたのは、刃ではなく、命ある花の美しさだった。(池坊公式HPより抜粋)
池坊専好を題材にした映画「花戦さ」が制作中です。
キャストがすばらしく、完成がとてもたのしみです。
上映は池坊555周年にあたる来年。
「ハナアンノブログ」でご紹介しています。
このたび、池坊が発行するご紹介パンフレットが新しくなりました。
パンフレットに登場する全ての方が、実際に池坊で学ばれている方たち、伝統文化、池坊の担い手です。
表紙のすてきな和服女性も、池坊歴5ヶ月の女性だそうで、以前のパンフレットより和を強く意識した出来栄えになっています。
内容も、池坊に今までご縁のなかった方でもわかりやすく、説明されています。
このパンフレットは、hana an 池坊での体験レッスンを含む全てのレッスンご受講の方のほか、ご希望があればどなたにでもさしあげます。
3月15日から、目黒雅叙園にて、「いけばなx百段階段2016」が開催されています。
目黒雅叙園創業88周年を記念しての特別企画、東京都指定有形文化財「百段階段」といけばなのコラボレーションです。
「百段階段」は昭和10年に建てられた木造建築で、七つの部屋に通じています。
階段は重厚で、まさに古き良き趣きをたたえていますが、階段のみならず、欄間、螺鈿、天井絵・・・
建築当時に想いを馳せると、一体、どれだけの技術者や芸術家が、この建物のために尽力したのでしょうか。
つきなみですが、まさに圧巻、すばらしいの一言に尽きると思います。
その素晴らしさは目黒雅叙園HPからも伝わってきますが、芸術はやはり実際にみるべきもの。
この機会にぜひ足をお運び下さい。
5月2~8日がいけばなの根源、池坊の出瓶期間です。
2日は池坊専好次期家元が、6~8日には私の所属する東京千心会の清浦支所長先生が出展いたします。
日本文化の出会い。
日本人の心が、動かないはずがありません。
なかなか見られない貴重な機会を、お見逃しなく!
目黒雅叙園 いけばなx百段階段2016